教育
防衛研究所は、幹部自衛官及び防衛省·他省庁等の幹部職員に対して、安全保障に関する総合的考察力を修得させることを目的として教育訓練を行っています。 防衛省·自衛隊の役割が我が国の防衛に加えて、PKO、防衛交流など世界の安全保障環境の安定化への貢献といった分野にまで拡大しているなかで、防衛研究所における教育の重要性は一層増大しています。 防衛研究所では、毎年2つの教育コースを実施しています。
一般課程
主として1佐クラスの幹部自衛官や課長補佐クラスの職員を対象として行われる毎年9月から翌年の6月までの10カ月間の教育です。また、防衛省以外の国の機関の課長補佐クラス、外国からの大佐・中佐クラスの軍人等の留学生及び民間企業の職員も研修員として参加しています。
教育内容は、安全保障、軍事、科学技術、経済、国際関係、国内問題等多岐にわたります。研修員は、国の防衛に関する広範な知識を総合的に修得し、我が国の防衛政策のあり方を探求します。また、この課程を通じ、研修員は本質を究明する柔軟な論理的思考力と公正妥当な判断力を高めていきます。
講義に際しては、防衛研究所の教官に加えて国内外の教育・研究機関の教授や在日各国大使等を講師として招へいし諸外国の国防政策等に対する理解を深めさせています。
また、研修員が様々な専門分野を学ぶことが出来るよう、セミナーも多数開講しています。セミナーではグループ研究を採用し、広範な政策上の課題について認識を深める機会を提供しています。
さらに、本課程では、全ての研修員に研究論文の執筆を求めています。これは、研修員にとって、これまで履修してきた課程の講義について見直し、日本の安全保障のあるべき姿について構想する機会となります。このほか、課程履修期間に外国の研究機関、部隊等を訪問し、国際的視野の拡大にも努めています。
一般課程講義風景(駐日インドネシア大使による講義)
第58期一般課程国外現地研修(オーストラリア)
特別課程
将補·1佐の幹部自衛官や課長クラスの職員を対象として毎年7月に行われる約3週間の短期集中の教育コースです。
教育内容は、国際情勢、安全保障·防衛問題に加え、直近の政策課題に重点が置かれます。なお、防衛省以外の国の機関の課長クラス及び民間企業の職員も研修員として参加しています。
教育実績等
教育実績等(PDF形式)
